資材コスト
4.52円/本
改善後
2.44円/本
0%
資材コスト削減
0
価格許容度の上振れ
0%
購入意向(検討層)
0pt
箱の満足度改善
梱包設計 ギフトUX 定量検証 公共事業

梱包と届け方を見直して、コストも顧客満足も同時に変える

花き / 産地流通・EC ── 農林水産省「ジャパンフラワー強化プロジェクト推進」事業

花き流通では、上流の梱包仕様が産地のコストと物流効率を同時に規定する一方、 需要側ではECの体験品質が購入意向と単価を左右する。 そこで、産地梱包の標準化と花ギフトUXの改善を同一フレームで捉え、 定量効果が説明可能な形に整理した。

産地側 ── 梱包仕様の標準化

鹿児島、福岡、香川、北海道の4産地で実態調査を行い、 輸送距離や出荷量の違いを踏まえて課題を抽出。 T11パレット適合と必要強度を満たしつつコストを最小化する方針で、 A式・トムソン式それぞれ5サイズ、計10パターンの推奨仕様を設計した。

圧縮強度試験(例:120g中芯で384.9kgf)などの根拠を付けて選定理由を明確化。 タイプ別のコスト構造もA式(60〜110円程度)とトムソン式(105〜185円程度)で比較可能に整理した。

定量インパクト

  • 梱包資材コスト25%削減(4.52円/本 → 目標2.44円/本)
  • 束ね本数35%増による輸送単価改善(2.82円/本 → 目標1.20円/本)
  • コストと強度のバランスを根拠付きで10パターンに標準化

需要側 ── EC花ギフトの体験設計

調査は二段階で設計。一次調査で全国20〜59歳・800サンプル(購入経験者400、未経験者400)の定量に加え、 サンプル品送付によるオンラインインタビュー6名で定性補強。 二次調査では購入層と検討層の2セグメントでパターン別に各100サンプルずつ確保し、 箱・リーフレット等のUX要素を試作した上で効果を検証した。

サイズ感とケア方法を併記したパターンで、購入未経験だが検討経験のある層の購入意向が ベース69.6%から74.0〜76.0%へ改善。箱体験の比較でもプレゼント意向が22.5ポイント上回った。

定量インパクト

  • 最適価格がベース2,576円から最大3,111円へ上振れ
  • 直近購入層でも約500円の上振れを確認
  • 検討層の購入意向が69.6% → 76.0%に改善
  • 箱の総合満足度が45% → 70%へ25ポイント改善
4.52 → 2.44
0%
資材コスト(円/本)
2.82 → 1.20
0%
輸送単価(円/本)
2,576 → 3,111
0
最適価格の上振れ
ロゴデザインシンボル+ロゴタイプ+使用規定
パーパス・ビジョン・ミッション経営理念の言語化と体系整理
ブランドガイドラインカラー・書体・トーン&マナー
コーポレートサイトCI反映のWebデザイン+実装
CI策定 ブランド設計 ロゴデザイン スタートアップ

創業期に「何者か」を定め、事業の土台をつくる

スタートアップ / 創業期 ── CI(コーポレート・アイデンティティ)策定

創業期のスタートアップにおいて、事業の方向性と組織の価値観を言語化し、 ロゴ・パーパス・ビジョン・ミッションを一貫した体系として設計。 採用・資金調達・顧客との接点すべてで「この会社は何者か」を ブレなく伝えられる基盤をつくった。

理念の言語化 ── 経営者の想いを構造化

創業者への深掘りインタビューを通じて、事業を始めた原体験、 解決したい社会課題、5年後に実現したい世界像を引き出し、 パーパス(存在意義)・ビジョン(目指す姿)・ミッション(日々の行動指針)として整理。

「なんとなくの想い」を、社内外に一貫して伝えられる言葉に変換。 採用面接や投資家ピッチでもそのまま使える強度を持たせた。

成果物

  • パーパスステートメント(存在意義の一文定義)
  • ビジョン・ミッション(中期目標と行動指針)
  • バリュー(組織の価値観・判断基準)

ビジュアルアイデンティティ ── 理念を形にする

言語化した理念をもとに、ロゴデザインとブランドガイドラインを制作。 シンボルマーク、ロゴタイプ、カラーパレット、書体、 トーン&マナーを一冊のガイドラインに体系化した。

名刺、Webサイト、提案資料など、あらゆるタッチポイントで 同じ印象を与えられるよう使用規定を整備。 コーポレートサイトもCI方針に沿ってデザイン・実装まで一気通貫で対応した。

成果物

  • ロゴデザイン一式(シンボル+ロゴタイプ+モノクロ版)
  • ブランドガイドライン(カラー・書体・余白・使用NG例)
  • コーポレートサイト(デザイン+実装)
  • 名刺・提案資料テンプレート
従来規格
廃棄・低評価
新規格
適正価格で流通
0
新規格での累計買取
ロス削減モデル構築
複数市場への展開
生産者との継続取引
規格設計 流通改革 ロス削減 生鮮サプライチェーン

「規格外」を再定義し、生鮮品の流通構造を変える

生鮮流通 / 花き ── 商品規格の再設計とサプライチェーン最適化

生鮮品の流通では、品目・産地ごとに定められた従来規格に合致しない商品が 品質に問題がなくても「規格外」として低評価・廃棄されていた。 消費の実態に即した新しい商品規格を策定し、 生産者が適正価格で継続的に出荷できる流通の仕組みをつくった。

課題の構造化 ── なぜ「良い商品」が捨てられるのか

従来の規格は茎の長さ・花の大きさ・色味などで厳格に等級分けされており、 業務用・ギフト用の大ロット流通を前提に設計されていた。 一方、個人向けのサブスクリプションやカジュアルギフトなど 消費の多様化が進むなかで、規格と需要のミスマッチが拡大していた。

生産者にとっては「品質は十分なのに値がつかない」在庫が常態化し、 単発のキャンペーン買取では根本的な解決にならない状況だった。

特定した構造課題

  • 規格基準が大ロット前提 ── 個人消費の多様化に未対応
  • 「規格外=低品質」という市場の先入観が価格を押し下げ
  • 単発買取では生産者の出荷計画が立たず、持続しない

仕組みの設計 ── 規格再定義と流通モデル構築

日本最大規模の卸売市場と連携し、現代の消費実態に合った 新しい商品規格を策定。従来「規格外」とされていた商品を 正規の流通ルートに乗せるためのグレーディング基準と 買取フローを設計した。

単発ではなく継続的な取引として仕組み化することで、 生産者が出荷計画を立てられる予見性を確保。 初期の実証で累計10万本超の買取を実現し、 複数の市場へ展開を拡大した。

設計した仕組み

  • 消費実態に即した新商品規格の策定(グレーディング基準)
  • 卸売市場と連携した継続買取フローの構築
  • 生産者への適正価格と出荷予見性の同時実現
  • 複数市場への横展開による全国スケールの流通基盤

守秘義務のある案件については、お問い合わせ時に類似事例としてご紹介します。

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